どげざぶろぐ

30代になってもやらなかったことを今からやるブログ

SIMフリースマホ+格安SIMで法人市場が活性化するわけではないお話し

こんにちは

 

コンシューマ市場では市民権を得ることができたSIMフリースマホですが、その中でも1万円台の格安スマホは魅力的な選択肢だと思います。法人市場でも参考小売価格が1万円台というのは、ある意味注目を集めていると思われます。

 

ここで注目されているのは、スマホが安くなた、ということだけです。スマホを使って新しいことができる、ビジネスが加速する、ということは。誰もが考えることでしょう。もちろん安く導入できるので、今まで検討に挙がらなかったことが現実味を帯びてきた、ということは実際あると思います。

しかし、実際のところ、スマホの導入効果は、中長期に渡って効果測定をしていく必要があるでしょう。その頃にはまた違ったアプローチが検討されているはずです。世の中も変わっているでしょうし。

 

では、今はSIMフリースマホ+格安SIMで何かを行う投資期間と考えるべきかもしれませんが、いくら安いといっても、即断即決できるようなシステムにないのが、スマホというものです。

 

ここでいうシステムとは、契約期間というより、企業が実際に利用するためのルール整備を指します。これが追い付いていないことが大きな足かせだと思われます。

 

そのため、実際に導入に至る際に、いつ、回収できるのかが非常に打ち出しにくく、細々と導入することになるか、または、現状維持として、自身のスマホを利用する選択肢になることが多いのではないかと思われます。

 

結局はスマホといえど電話、メールのためのツールですので、法人携帯の買い替えのタイミングで、お得なプランに便乗してスマホにするパターンが多いのではないでしょうか。または、BCP対策としてのツールとか。

 

ゲームでいうキラーコンテンツがないために、ハードウェアが出そろっても、圧倒的なソフト(ソリューション)がないために、法人市場でSIMフリースマホ+格安SIMが売れない、鈍化しているという状況になっているのだと考えます。

 

余談ですが、某ポケモンGoなんかは、注目のキラーコンテンツですので、コンシューマ市場でスマホを売るための格好の材料ですよね。

 

ということで、法人市場でコンテンツがない以上、プラットフォームが頑張る必要があるでしょうね。

新規参入でもSMS無料、3年or5年の端末サポート、パケットシェアくらいの魅力のあるプランであれば、価格次第で3キャリアと戦えるのではないでしょうか?

 

個人的には、どうせシャドーIT化しているので、スマホ手当として、月数千円を企業が支給してくれたほうがありがたいです。