どげざぶろぐ

30代になってもやらなかったことを今からやるブログ

外国人と一緒に働いて学んだこと

こんにちは

 

セールスと同じくらいの業務シェアで行っていたoversea業務では、非常に多くのことを学ばせてもらいました。これは日本人を相手にしているよりもはるかに多くのことを経験できたと思っています。私自身英語が堪能というわけでもなく、ある意味成り行き上担当することになったのですが、日本のビジネスに理解があるアカウントに恵まれたお蔭で、うまくビジネスを進められたのは良い思い出です。

 

学べたことを数点述べていきましょう。

 

リアルに相手の立場を考えられる

どのような自己啓発本にも書いていることですが、相手の話を聞く、相手の立場になって考える、発言する、とありますが、私の経験上、大手だとしても、実際できている営業、会社は数少ないものです。

海外ではこの考えは当たり前(=グローバルスタンダード)ですが、日本人だけを相手にしていたら、その本質を知ることはできなかったでしょう。

 

これは、国の文化、教育の在り方が影響しているせいもあるのでしょうが、社会活動において、自分の気持ちを尊重すると同レベルに、相手の気持ちを尊重する、ということが成り立っているからなのではないかと考えます。

要は本質レベルでのWin-Winということですね。国内でうまいなぁと思った会社は京セラとソフトバンクかなぁ。

私の場合、国内のパートナー・ユーザためのoverseaだったので、3~4社間Winとすることにずいぶんと苦労しました。

 

スタートの速さ

とにかくリリースが速いです。穴だらけであっても最小限の機能でリリースします。その機能でもってテストマーケティングを行い、アップグレードを進めていきますので、市場ニーズを知る上でも、非常に効率的です。市場は待ってくれませんので。

blog.btrax.com

ただし、穴だらけのポンコツカーで走ろうとするダメ企業もあるので、ご注意を。

 

日本のサポート品質の高さ

海外製はスタートが速い分、穴も多いのです。昔から大手メーカを中心にQAの異常な高さがあるため、ユーザは海外製品に対して、そのギャップに苦しまされることになります。もちろん、製品のバグ、不良は0にはならないため、その分、サポートがしっかりしていることが重要ですが、海外が考えるサポート品質をMade in Japan相当のものまで仕立てるのには、胃を傷める思いでした。

 

日本の危機感のなさ

パレードの法則でいうと2割の方は、問題意識を持ち、常に行動しているのでしょうが、8割の方は残念ながら、自身の取り巻く環境に精一杯であり、さらにその方を取り巻く方々も精一杯な状況なのだと思います。マクロ視点を持っていないとも言えます。

海外から見ると、日本の保守的なスタイルがとても不思議で時代遅れだとのこと。私もそう思います。

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いまだに英語を話すことはできませんが、海外の方とやり取りするほうが、30代になっも学ぶ姿勢を忘れないようにできる気がします。